
2月に入り、都心でも積雪、とのニュースがたびたび報じられる今日このごろ。みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。
巷ではインフルエンザも流行のピークを迎えているとのこと。寒さも本番の折、体調を崩さないよう、十分気をつけたいものです。NIKKEI STYLEの記事によれば、インフルエンザ予防には、室温20度以上・湿度50~60%の室内環境が理想だそう。
そのため、この時期には暖房器具の使い方を工夫する必要が。特にエアコンや電気ストーブなどをお使いの場合は、室内が乾燥しやすいため、加湿器を併用するなど湿度を下げないよう注意しましょう。
暖房器具といえば、ここ数年、人気の高まりを見せているのが「薪(たきぎ)ストーブ」です。
自然志向のかたが増えている影響でしょうか。自然環境に優しいエコなツールとして、薪ストーブの良さが見直されていることから、各メーカーがこぞって開発・改良に取り組んでいるよう。
スタイリッシュなデザインや、高性能なものが格段と増えてきています。
そこで今回は、おしゃれで機能にも富んだ薪ストーブをご紹介。シンプルモダンから、クラシック、アンティークなもの、取り入れやすいコンパクトなものなど、薪ストーブの良さを感じていただけるようなセレクトを心がけましたので、ぜひご覧ください。
この中から、お気に入りの薪ストーブが見つかれば幸いです。
※参考:NIKKEI STYLE「室温・湿度管理でインフル予防 20度以上、50~60%が理想」
コンパクトだから取り入れやすい! 日本製の薪ストーブ2選
まず最初にご紹介する薪ストーブは、日本のメーカー製。日本の住環境にフィットするコンパクトな設計に加え、嬉しいクッキング機能がついたものをセレクトしました。
AGNI-HUTTE
出典:(株)岡本
炎を楽しめる大きな窓と、犬をイメージさせる愛らしいフレームデザインが目を引くこちらは、2016年に発表された ”純日本製” の薪ストーブ。2016年度グッドデザイン・ベスト100にランクインし、特別賞『ものづくりデザイン賞』中小企業庁長官賞を受賞したことでも注目のプロダクトです。
幅33cm・奥行き52cm・高さ64~66cmというコンパクトなサイズは、日本の住環境にぴったり。充実のクッキング機能も搭載された、実用も兼ね備えた一台です。
キューブ FLAME TypeA-2mini
出典:日鉄工営(株)
こちらも、幅40cm・奥行き68cm・高さ68cmと、小さな空間にも取り入れやすいサイズ。シンプルなシガータイプの薪ストーブは、レッド・ブルー・グリーン・ブルーの4色から選べるカバーで、インテリアとのコーディネートもバッチリです。
少ない薪でもお部屋を温められる機能や、「オーロラバーン」と呼ばれる美しい炎が見られるなど、コンパクトなボディに多彩な魅力が詰まっています!
どちらがお好み? シンプルモダン & クラシックな薪ストーブ4選
次にご紹介するのは、見た目がとってもおしゃれな薪ストーブです。近年発表された新作は、お部屋のインテリアにもなる高いデザイン性、バリエーションの豊富さでファン層を広げています。
炎の美しさが際立つシンプルモダンなもの、フォルムや装飾が美しいクラシックなもの。あなたはどちらのタイプがお好みですか?
RAIS BIONIC FIRE
こちらは北欧・デンマークのRAIS社製。燃焼室を上下に分けることで、非常に高い燃焼効率とクリーンな排気を実現した薪ストーブです。最新テクノロジーによる機能と、シンプルモダンなデザインが融合した、オリジナリティあふれる一台。その優れた環境性能は、世界中から高く評価されています。
NESTOR MARTIN TQ33
こちらの薪ストーブは、ベルギー発・NESTOR MARTIN(ネスターマーティン)の新しいモダンラインのひとつ。燃焼室が360度回転するため、お部屋のどこにいても美しい炎を楽しむことができます。
置く場所を選ばないスタンディングスタイルで、下部には薪を収納しておけるスペースも。
JØTUL F 118 CB
出典:JØTUL
こちらは、1853年に北欧・ノルウェーで誕生したJØTUL(ヨツール)社の薪ストーブ。1930年代後半に活躍したノルウェーの彫刻家、Ørnulf Bast氏が手がけた美しいデザインはそのままに、性能をアップグレードしています。本体上部のホットプレートはクッキングにも利用OK。デザインのみならず、実用性にも富んだ一台です。
SEGUIN Saphir
こちらは、フランスのストーブブランドSEGUIN(セガン)の『Saphir(サファイア)』。もっとも厳しい国際環境基準ACS(Advanced Combustion System)をクリアした先進的な燃焼システムにより、高い燃焼効率とクリーンな排気を実現した、注目のプロダクトです。軽やかな色合いと上品な佇まいが、お部屋の素敵なアクセントになりますね。
抜群の存在感を放つ、アンティーク・ストーブ3選
最後にご紹介するのは、「やっぱり本物のアンティークがいい!」というかた向けの薪ストーブ。アンティーク家具に合わせるなら、最新鋭のものよりも、味わい深いアンティークのストーブがしっくりとはまるのは言わずもがな。時を経てなお、存在感たっぷりに空間を彩る3つのストーブをセレクトしました。
Bijou
出典:NORTHEN LIGHT STOVES(ノーザンライトストーブ)
鮮やかなブルーのホーロー仕上げが目を引く、おしゃれでコンパクトなストーブ。かつてフランスでは、このような小型ストーブを部屋ごとに使っていたといいます。透かし彫り飾りがほどこされた天板を上げれば、ケトルなどを置くこともできて◎。
Jot Nr.1
出典:NORTHEN LIGHT STOVES(ノーザンライトストーブ)
先にもご紹介したJØTUL(ヨツール)社のアンティークストーブ。鋳物でできており、収納型の扉を開け閉めすることで、2通り(開放式・密閉式)の使い方ができる、60年代にデンマークで広く人気を博した初期型モデルです。シンプルかつ独特のフォルムや、重厚な佇まいに心惹かれるかたが多いのでは?
Braun Emaillierter
出典:NORTHEN LIGHT STOVES(ノーザンライトストーブ)
1920年代に作られたこちらの薪ストーブは、ドイツのBraun(ブラウン)社製。”ストーブのメルセデス” と呼ばれるほど、質の高い技術をもったメーカーならではの、丁寧なつくりが見た目にもあらわれています。インテリアをワンランクアップしてくれる一台ですね。
ライタープロフィール

- 大手メーカーカタログやホームページ掲載のインテリアアイテムの販促用コピーライトや、リフォーム事例の紹介を数多く手がけているフリーライター。好きなインテリアのテイストは、北欧系、ヴィンテージミックススタイル。自宅では、小さな子どもがいてもすっきりと片付くインテリアを模索する日々。
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