
こんにちは! 突然ですが、みなさんはジーンズがお好きでしょうか?
2017年に行われた某アンケートでは、なんと8割超のかたが「ジーンズが好き」と回答。ストレッチ素材のジーンズをはじめとする機能的なジーンズや、手頃な価格で手に入るファストファッションブランドが増えたこともあり、世代を問わず、ジーンズ(デニム)人気は不動のものとなっているようです。
ファッションはもとより、インテリアにおいても、デニム素材の人気は今やかなりのもの。
特に、デニムソファは多くのブランドが取り扱うようになり、バリエーションが多彩に。しっかりと織られた厚手のデニムは、家具を包み込むファブリックとして、とっても優秀。色の経年変化を楽しめる点も魅力ですよね。
さらに、ヴィンテージやミリタリー、男前なインテリアのほか、カフェ風、西海岸風など、いろいろなインテリアテイストにマッチするのも、デニムのいいところ。カジュアルかつ、味のある雰囲気を手軽にプラスできるデニム。インテリアにもぜひ、取り入れてみてはいかがですか?
パントンが選んだ “2020年のカラー”はインディゴ
引用:パントンストア・ジャパン
デニムのカラーは、ライトブルー・ブルー・インディゴブルーの3つに大きく分けることができますが、特に今年注目したいのがインディゴ。
というのも、パントン社が昨年末に発表した、『パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2020』が、まさにインディゴブルーだったから。「クラシック・ブルー」と名付けられた深みのある藍色は、日本人には古くから馴染みのあるもの。ジャパンブルーとして、絞りやデニムなどにより世界に広く知られている色です。
パントン社によると、「クラシック・ブルー」は、”安らぎの色として私たちの心に刻まれている” 、“集中力を高め、レーザーのような明晰さをもたらす”、“穏やかな交流関係に役立つ”、そんなカラーとのこと。
2020年を象徴する色というだけでなく、インディゴブルーはインテリアにふさわしいカラー、と言えるのではないでしょうか。
『パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー』とは
20年間パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーは、プロダクト、パッケージ、グラフィックデザインだけでなく、ファッション、ホームファニシング、インダストリアルデザインを含む多数の分野に於いて商品開発、購入決定に影響を与えてきました。
カラー・オブ・ザ・イヤーの選定は慎重な考察とトレンド分析を基に行われます。毎年パントン・カラー・インスティテュートのカラーエキスパートは、色に影響を与える世界中の多彩な領域を綿密にチェックし、テーマカラーを毎年選定します。その領域とはエンターテイメント産業、フィルム業界、美術展示会、有望なアーティスト、ファッション、デザイン、人気高い観光地、新しいライフスタイル、社会経済などです。テクノロジー、素材、テクスチャー、その他色に影響をおよぼすもの、ソーシャル・メディア、さらには世界中で注目されるスポーツイベントなども検討します。
引用:パントンストア・ジャパン
デニム好き必見! インテリアに取り入れたい新アイテム
ここからは、すでにデニムをインテリアに取り入れている人も必見。近ごろでは、デニム人気は家具にとどまることなく、いろいろなインテリアアイテムに広がりを見せていますから、要チェックです!
たとえば、壁紙や床材、カーテンなど。今までにはなかったデニムアイテムが続々と発表されていますよ。デニム好きな人にはもちろん、「ちょっと変わったものを取り入れたい」「新しいモノが好き」という人にもおすすめ!
壁紙
デニム壁紙はすでに人気のようで、インテリア画像投稿サイト「Roomclip」でも、取り入れているお部屋を多数見ることができました。カラーコーディネートしやすいブルー系のデニム壁紙は、アクセントクロスにもぴったり。
ここでは3つの壁紙をセレクトしました。
出典:楽天市場
こちらの壁紙は、古着のデニムを裁断して縫い合わせているそう。インテリアの主役にもなりうる、手の込んだデザイン壁紙です。人気ブランド、Journal Standard Furniture(ジャーナルスタンダードファニチャー)のもの(シンコール)。
出典:楽天市場
こちらはインポートのデニム壁紙。オランダの BN-international(ビーエヌインターナショナル)のプロダクトで、取り入れやすい無地ライクのもの。リビングはもちろん、キッズルームにもおすすめです♪
出典:楽天市場
有名メーカー、シンコールのデニム壁紙はキリッとしたインディゴブルーに、フリンジがアクセント。カジュアルでありながらモダンな印象を与えてくれます。格好良く決めたいインテリアに。
床材
デニムのラグは、取り入れている人がかなり多い印象ですが、床材はまだまだでは? 訪れた人が「おおっ?!」と驚くデニムの床材をご紹介します。
出典:田島ルーフィング
こちらは、2018年度のグッドデザイン賞を受賞した、田島ルーフィングの「デニムフロア」。
老舗の床材メーカーが、世界有数のデニムメーカー「カイハラ」と作り上げたフロアタイルは、デニムならではの色・風合い・質感が美しく、カジュアルでありながら洗練された印象を与えてくれます。
カーテン
カーテンにもデニムのものが多く登場していますが、ポリエステルの生地にデニム柄をほどこしているものがほとんど、といった印象です。デニム好きの人なら、デニムの柄ではなく、れっきとしたデニム製のカーテンを選びたいものですね。
出典:瀬戸内デニム
高級デニム生産日本一の街で生まれた、デニムのオーダーカーテンブランドが「瀬戸内デニム」。染色・織り・縫製、全てに職人のプライドを感じます。写真はオプションで、裾にボーダーを入れたもの。こだわりを詰め込めるのが、オーダーならでは。デニムのクッションなども取り扱っていますので、コーディネートもOKですよ。
畳のへり
出典:楽天市場
最後にご紹介するのは、畳のお部屋にお住まいの人向け。デニムを使った畳のへりです。デニムが畳ともマッチする、というのが新発見! デニムの懐の深さをひしひしと感じられるアイテムです。
この畳のへり、手芸の材料としても人気で、バッグやポーチを作る人が多いそうですよ。お手製のデニムアイテムもぜひご一緒に。
ライタープロフィール

- 大手メーカーカタログやホームページ掲載のインテリアアイテムの販促用コピーライトや、リフォーム事例の紹介を数多く手がけているフリーライター。好きなインテリアのテイストは、北欧系、ヴィンテージミックススタイル。自宅では、小さな子どもがいてもすっきりと片付くインテリアを模索する日々。
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