
みなさん、こんにちは! 突然ですが、お宅のダイニングテーブルはどんな素材でできていますか? ガラスやウッド素材、スチール、大理石。多くのダイニングテーブルは、これらの素材を単一・もしくは組み合わせて作られたものかと思います。
ところが、ご存知でしょうか?
近年売れているのは、「セラミック」を天板に使用しているダイニングテーブルだということを。
ヨーロッパでの人気が日本国内にも波及してきたようで、総合インテリア販売の株式会社大塚家具が8月に発表したプレスリリースによると、2019年1月〜7月のセラミック天板を使用したダイニングテーブルの売上額が昨年の2.8倍に達したとのこと。購買層は比較的若い世代やファミリーが多く、10〜20万円台のものが良く売れているそうですよ。
セラミックと聞くと、歯の被せ物や包丁、ファンヒーターなどを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、現代では実にさまざまな種類があり、実は身のまわりの多くの製品にセラミックが使われています。
陶磁器やガラスはもちろん、コンクリートやタイル、化粧品、パソコンや家電製品に入っている半導体などにも。まさに生活に欠かせない素材といえますね。
セラミック天板って何がいいの? 人気上昇のワケとは
では、なぜダイニングテーブルの天板にセラミックが採用されたのでしょう?
そして、なぜこんなにも人気が上昇しているのでしょう?
その答えは、セラミックのもつ機能性の高さにありそうです。
それは
- 耐久性
- 耐熱性
- 耐汚性
- 耐薬品性
- 耐傷性
つまり、セラミックは、傷や汚れがつきにくく、非常に丈夫な素材ということ。ステンレスや人造大理石よりも高い強度をもつと言われています。
- カトラリーや食器による傷・凹み
- 水や油汚れのシミ
- 熱による変形
- アルコール消毒による変色
これら、ダイニングテーブルにありがちな悩みから解放され、お手入れも簡単、というメリットが、多くの人に受け入れられているのではないでしょうか。
また、金属やウッド素材とは異なる独特な質感と色合い、シックな佇まいもポイントかもしれません。モダンで高級感のあるインテリアには、ぴったりのダイニングテーブルと言えそうですね♪
見た目もGOODなセラミックテーブル4選
売れているだけあって、最近では選択肢も格段に増えたセラミックテーブル。ここでは、そんな大注目のセラミックテーブルの中から、おすすめを4つセレクトしてみました。
「そろそろダイニングテーブルを買い換えたいな」とお考えの人は、よろしければ参考にしてみてくださいね。
BoConcept 『Milano(ミラノ)』
出典:Bo Concept
まずご紹介するのは、デンマーク発祥のインテリアショップ、Bo Concept(ボーコンセプト)のダイニングテーブル『Milano(ミラノ)』シリーズです。
写真のテーブルは、ライトグレー&ホワイトのクリーンなカラーリング(セラミックはライトグレー部分のみ)と、脚部分のデザインが特徴的でスタイリッシュ。天板が伸びるエクステンションタイプで、使い勝手にも優れた一台ですよ。
通常6人用のテーブルがなんと、12人用のパーティーテーブルに早変わり! テーブル下のレールごと伸びるため、女性の力でも楽々広げられ、強度も安心です。二世帯でお住まいのご家族や、ホームパーティーをよくするご家庭には特におすすめ。
Milanoシリーズは、他にも複数のサイズやデザイン、天板からセレクトできるのも人気。それぞれのお宅にぴったりの一台が見つかりそうです。
Calligaris『OMNIA(オムニア)』
出典:Flymee
セラミックテーブルといえば、このブランドは外せません! 大人気のCalligaris(カリガリス)からは、4種類のセラミック天板からセレクトできるエクステンションテーブル『OMNIA(オムニア)』をご紹介します。
上品なベージュのマーブル模様や大理石、モルタルを思わせる落ち着いた色柄のセラミック天板と、脚部のウッド素材の組み合わせがいいですね(脚部は4種類の突板からセレクトできます)。
側面のみ斜めにカットした脚部のデザインにも、さりげないこだわりが詰まっています。モダンやエレガント、トラッドテイストなインテリアには特におすすめ。
おしゃれなダイニングテーブル、というだけでなく、片側をスライドするように伸ばし、隠れている天板を回転させるだけで、テーブルの幅が160cmから220cmにできるのも便利。料理をはじめ、さまざまな用途に大活躍しそうです。
moda en casa『PIPA(ピパ)』
比較的コンパクトなダイニングテーブルなら、こちらがおすすめ。空間を圧迫しない脚部の軽やかなデザインも魅力的な、moda en casa(モーダ・エン・カーサ)の『PIPA(ピパ)』をご紹介します。
天板にはスペインのLevantina社製高級セラミック「TECHLAM」を採用。10mmのガラスに3mmのセラミックを合わせて、強度を保ちながらも薄さを追求した仕上がりになっています。
3種類のテーブル幅(140cm、160cm、180cm)から、スペース・用途に合ったものをセレクトして。脚部がスライド型の可変タイプになっているのも、さりげなく便利なポイントです♪
綾野製作所『NEOTH(ネオス)』
出典:モダンマーケット
日本製のテーブルがいい、という品質重視の人にはこちら。『LUXIA(ラクシア)』をはじめ機能性の高いシステム収納で人気の綾野製作所が出しているセラミックテーブルシリーズが、『NEOTH(ネオス)』です。
綾野製作所では、スペインから輸入した高品質なセラミック素材を、国内の自社工場で加工。カラー&風合いの異なる6種類のセラミック天板からセレクトできますよ。
テーブル自体のデザインはとてもシンプルで、脚タイプはスクエア(枠型)、ポール(4本脚)の2種類。天板だけでも買うことができるので、お好きな脚と組み合わせるのもいいですね。
同じシリーズのリビングテーブルもありますので、ダイニングとお揃いで誂えるのもおすすめですよ。
ライタープロフィール

- 大手メーカーカタログやホームページ掲載のインテリアアイテムの販促用コピーライトや、リフォーム事例の紹介を数多く手がけているフリーライター。好きなインテリアのテイストは、北欧系、ヴィンテージミックススタイル。自宅では、小さな子どもがいてもすっきりと片付くインテリアを模索する日々。
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