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古くからある日本独特の素材“畳”の特徴と今の暮らしにも馴染むアイテム

畳の香りや自然な色合い、思わず寝転びたくなる安心感のある肌触り…。 このように私たち日本人の心に懐かしさを呼び込む畳という床材は誰にとっても特別な存在ですね。い草の香りや独特の肌触りなど、触れるとホッと心が安らぐ素材でも …

畳の香りや自然な色合い、思わず寝転びたくなる安心感のある肌触り…。

このように私たち日本人の心に懐かしさを呼び込む畳という床材は誰にとっても特別な存在ですね。い草の香りや独特の肌触りなど、触れるとホッと心が安らぐ素材でもあります。

畳は古くから日本の気候風土にあった素材として、日本の住環境を考える時に中心的な役割を担ってきましたが、生活様式の洋風化によってすっかり貴重な床材となりました。

戸建ての家やマンションでも洋室がメインになっていますが、畳を敷いた和風なお部屋がやっぱり落ち着くという方も多いのではないでしょうか。

ですが昨今では、“和の暮らし”に注目されることや畳の持つ様々な機能や性質が見直され、再び評価されており、昔から日本で使われていた畳の存在が見直されています。

今回は畳の原材料や作り方など、身近なようで意外と知らない畳の製造工程や特徴をメインにしながら、現代の生活にもぴったりと合う畳を使った家具もご紹介します。

忙しい毎日に、心からホッと落ち着ける空間を作り出してくれる素材かもしれませんよ。

畳の原料から製造工程まで

ごく普通に触れている畳ですが、その原材料や製造工程は見たことも知る機会もなかったのではないでしょうか。こちらでは、畳の原料と製造過程をまとめて説明していきます。

畳は良質な“い草”から作られる

イグサという植物を加工した物が畳の材料となっています。

決して年中採れる素材ではなく、栽培から刈り取り、天日干しなどの工程をえて、畳の材料となるい草が揃います。

初冬にい草の苗を分けて植え付けて、夏に向かって育ち始めます。

成長が止まった夏に刈り取っておき、秋に畳の素材となる“畳表”という物として織り上げます。厳しい自然を乗り越えてきたい草で作られた畳は、丈夫で長持ちがするのです。

しかし日本の建築様式が洋風に変化し、畳を使われる家は減少傾向にあり、い草の生産農家も縮小しているのが現状です。

中国産の比較的安価ない草もありますが、国産の良質ない草が貴重な素材となりつつあります。

職人の手による畳作り

畳は工場で大量生産される物ではなく、一つ一つ職人の手によって生み出されます。そのため、減少している畳作りを支えているのは貴重な畳職人たちの手によるものです。

知っているようで知らない、畳の製造工程

畳はい草を原料にして織り上げられた「畳表」、畳の骨格となる「畳床」、畳の縁を固定する「畳縁」という3つのパーツを組み合わせて出来上がります。

いずれのパーツも細かな精度が求められる精巧なパーツで出来ており、職人の技術が必要となる工芸品に近いかもしれません。

幾段階もの工程を踏み、職人の手によって丹念に畳は作られていきます。畳という床材は、豊富な経験と卓越した技術を持つ畳職人の仕事の産物です。

 

【裁断】畳床を切断していきます

【張り付け】畳表の張り具合を調整しながら、裁断した畳床に畳表を張り付けます。

【縫い付け】畳表を床材にしっかりと縫い付けます。

【平刺し縫い】張り付けた畳表を切断しながら、畳の縁を縫い付けます。

【縁の隅作り】縫い付けれた畳縁を返し、四隅をしっかりと留めます。

【返し縫い】畳縁の側面を両面同時に縫い付けます

仕上げを行い完成

癒しだけではない、畳が持つ優れた効能

畳独特の草を彷彿とさせる香りは、原材料のい草によるもの。ですが、そうしたどこか落ち着く香りの安らげる効果だけではなく、畳は様々な効能があるんです。

室内の湿度を一定に保つ

部屋の湿度が高ければ畳が湿気を吸収し、部屋が乾燥していれば水分を放出するという優れた吸・放湿性があります。

床の硬さを柔らげる弾力性

平面的に見える畳ですが、い草を編んでいくことで空気を多く含んで、まるでエアクッションのような弾力があり、床の硬さをソフトにしてくれます。

部屋の静音設備にも

含まれた空気の層が吸音材のような働きをして、音や振動などを吸収してお部屋の音環境を整えます。

空気清浄機能

実は畳自体が呼吸しているため、ホコリやチリなど空気中の飛散物や、ダイオキシン、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収してお部屋をクリーンに保ってくれます。

抗菌作用で衛生的に

い草には様々な細菌に対する高い抗菌性があり、清潔なお部屋を作り出します。

香りの癒し効果

畳といえばい草の香り。このい草の香りが脳を刺激し、α波を分泌を促し安らぎを感じます。

日常で手軽に畳の快適さを味わうには畳ベッドがおすすめ

畳の床に布団を敷いて寝るような感覚の“畳ベッド”と呼ばれるベッドも注目されている家具の一つです。布団だと立ち上がりやメンテナンスが大変だと感じている方や、シニアの方へのプレゼントにも最適です。

落ち着いたボックス型の畳ベッド

こちらの畳ベッドは、シンプルで上品な形がどんなお部屋にもマッチするデザイン。畳部分を上に上げると全面が収納スペースとなっている“跳ね上げ型”の収納機能があるので、普段あまり使わなくてしまっておきたいものを収納しておくのにとても便利です。

カラーは2パターンで、ナチュラルなお部屋にも、落ち着いたスタイリッシュなお部屋にも、合わせることができます。

無駄を削いだシンプルな畳ベッド


収納が不要でシンプルなデザインが良い方にはこちらの畳ベッドがおすすめ。

畳に足をつけた無駄のないデザインは、シンプルなお部屋にもしっくりとマッチします。すのこ式のベッドよりも畳ベッドの方が面で支える部分が多いため、寝姿勢に安定感があるのが特徴です。

畳部分は持ち手を引っ張るとすぐに取り外すことができるので、気づいた時に手軽に掃除したり、立てかけることができ、メンテナンスも楽チンです。

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