
インテリアに使われる木材は様々な種類がありますよね。
実際に家具を選ぶときは、デザインや価格に注目して選ぶことが多いと思いますが、木材の種類にも気を配ってみるとより家具選びが楽しくなるんです!
木材には、それぞれ硬めだったり柔らかめだったりと、特徴があります。
特徴を知ることでより自分のライフスタイルに合った家具選びができるようになるし、もしかしたら友達にも自慢できるかもしれません。笑
この記事では、王道の
- オーク材
- ウォールナット材
- パイン材
について紹介していきますよ〜。
材質にこだわりたい人は必見です!
オーク材
ナチュラルな色味が特徴のオーク材は、日本でいう「どんぐり」の木のことを指します。密度がとても高く、その強度の高さは折り紙付き。
ウイスキーを保管する樽にも使われるほどなんです。
全体的にみて木目が細かくて綺麗ですが、大きめの節も散見されるのが特徴です。
なかには荒く大きめの節があるものもあり、商品によって木目は様々。
その個性が北米の雰囲気を感じさせるようで好まれる方も多い木材です。
日本での生産はとても少なく(北海道くらいです)、主に北米の木が家具に用いられています。
淡めの色味なので、お部屋を明るく、ふんわりとしたナチュラルな雰囲気にしたいときにピッタリです。
経年変化で濃いめの飴色に変化していきますよ。
オーク材のメリットまとめ
・強度が高く、長年の使用にも耐えうる
・傷がつきにくい
オーク材のデメリットまとめ
・温度の急激な変化に弱い
・木材のなかでは重め
ウォールナット材
濃いめのブラウンがモダンな雰囲気を感じさせるウォールナット材。
ウォールナットはマホガニーとチークという木とならんで世界三大銘木のひとつとされている木です。
一本あたりから家具にできる木の量が少なく、家具も高価。
そんなウォールナット材ですが、実はクルミの木のことを指します。
身近な木が高級木材の一つになっていると考えると面白いですよね。
こちらもオーク材と同様にとても強度が高いのが特徴です。
加工の際も狂い(反りやねじれ)が生じにくく、綺麗に仕上がるので加工側の業者からも評価が高いんだとか。
美しい木目と重厚さは高級木材と呼ぶにふさわしい貫禄を感じさせますよね。
濃いめのブラウンはシックなコーディネートにぴったり。
ネイビーのソファや小物と組み合わせると、シックに仕上がってクールな雰囲気になりますよ。
ウォールナットは経年変化で明るい茶色に変化していくのも特徴です。
オーク材と比較されやすい木材ですが、大きな違いは色だけで、機能面はほとんど変わらないと認識してもらって大丈夫です。
ウォールナット材のメリット
・強度が高く、傷がつきにくい
・反りやねじれが生じにくい
ウォールナット材のデメリット
・希少な木材のため高価
パイン材
オーク材よりもより白みが強めのパイン材は日本でいう「マツ」の木を指します。
「パイナップル」を連想される方が多いかもしれませんが、そうではありません。笑
家具にはもちろん、住宅の床材や内装材などにもよく使われている、とてもなじみが深い木材です。
北米産のものがパイン材と呼ばれています。
マツは50種類以上ありますが、その中でもホワイトパイン、ポンデロッサパイン、イエローパイン、ロッジポールパインなどが家具用の木材として知られています。
フローリングに使われることも多いですね。
木材の中では比較的安価で取引されており、オーク材やウォールナット材の家具と比べると二回りほど低価格で購入できます。
柔らかめで扱いやすい家具のため、職人にも好まれている汎用性の高い木材です。
パイン材は木材の中では柔らかめでへこみやすく、傷がつきやすいです。
そのため移動するときや使用の際は丁寧に取り扱う必要があります。
傷のつきやすさを逆手にとって経年変化の一つとして楽しむのもおすすめです。
木の香りが豊かな木材なので、自宅にいながら森林浴をしているかのような癒やし効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
オーク材と似たような色味は、カントリースタイルや北欧スタイルにぴったり。
オーク材よりも白く、木目が大きいので、よりかわいい雰囲気に仕上げたいときにおすすめです。
パイン材のメリット
・安価で購入できる
・木の香りが豊か
パイン材のデメリット
・柔らかい木なので傷がつきやすい
・気温の変化に弱く、狂いが生じやすい
木材選びで大事な3つのポイントとは?
最後にポイントを整理します!
ポイントは「値段」「強度(傷のつきやすさ)」「経年変化」の3つ。
- オーク材:高価、高い、褐色に変化
- ウォールナッツ材:高価、高い、明るい茶色に変化
- パイン材:安価、低い、飴色に変化
この特徴を比較して、気に入ったものでインテリアを選ぶのが理想です!
特徴を押さえてインテリアを素材から選ぶ!
木材のなかでも最もポピュラーなオーク材・ウォールナット材・パイン材。
今回はこの3つの木材の特徴を紹介しました。
「値段」「強度」「経年変化」というポイントを軸に、自分にピッタリの家具を選びましょう!
素材にこだわりたいあなたの、インテリア選びの参考になったら嬉しいです♡
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