
11月も半ばになり、日に日に夜が長く感じられるこのごろ。みなさん、いかがお過ごしですか?
○○の秋、などと世間ではよく言われますが、多くのかたが思い浮かべるのが「食欲の秋」や「読書の秋」ではないかと思います。
家族や友人たちとお鍋を囲んだり、ひとりで静かに本と向き合ったり。
それぞれの ”秋の夜長” を楽しむのに、お部屋の中で欠かせないといえば・・・そう!ズバリ、照明です。
照明と一口に言ってもいろいろあるのはご存知のとおりですが、ここでご紹介するのは実用一辺倒の味気ない照明とはひと味もふた味も違う、「芸術の秋」にもつながりそうな、おしゃれで個性的なインテリアライト。
灯りをつけない昼間でも存在感を発揮する、お部屋のアクセントにぴったりのものをセレクトしましたので、ぜひ楽しんでご覧くださいね。
リラックス度満点の照明! 雰囲気重視の大人向けインテリアライト3選
まず初めにご紹介するのは、大人のかたにおすすめのインテリアライト。
光と影が生み出すリラックス空間で、コーヒーやお酒を片手に読書をしたり、ディナーを味わいながらゆっくりと会話を楽しんだり、ナイトタイムを素敵に演出するための照明を厳選しました。
Bird Light(バードライト)

出典:Web Shop BYTRICO(ウェブ ショップ バイトリコ)
こちらは、スウェーデンのストックホルム発。繊細なフォルムが際立つ、おしゃれなインテリアライトです。
空を優雅に舞う鳥の姿をモチーフにしたシェードは、薄いメタルシートをカットしたもの。灯りを点けると、壁や天井に美しいシルエットが映し出され、空間に奥行きと広がりが生まれます。
カラーは、スモークドホワイト、ゴールド、シルバー、ブラックの全4色。軽やかなデザインなので、写真のような複数づかいも素敵ですね。
Lumio(ルミオ)

「読書の秋」のお供におすすめしたいのが、こちらのブック型ライトです。
洒落た木製の表紙を開くと、自動で発光。
柔らかな光が半透明のシェード越しに広がり、お部屋が癒しの空間に。
天気の良い夜にはバルコニーに、時にはアウトドアに、といろいろな場所へ持ち運びできるのも嬉しいですね!
コンパクトながら、読書をするのには十分な明るさ。
そして、付属の本革ベルトで、壁などに吊るして使うのもOKです。
一台(一冊?)持っておいて損はない、活躍の幅の広い照明ではないでしょうか。
Flatterby (フラッターバイ)

出典:Studio NOI
こちらのペンダントライトは、「光の詩人」と称されるドイツの照明デザイナー、インゴ・マウラーのもの。
美しいフォルムのガラスシェードに繊細な蝶々をまとわせた、ため息が出るほどアーティスティックなライトです。
巨匠の作品ゆえ、価格も桁違いではありますが、特に灯りを点けた時のムードは最高。
ポエティックで情感たっぷりな空間をする、ラグジュアリーな逸品です。
キッズルームにもおすすめ! 楽しい空間を演出する照明!ユニークライト3選
大人向けの次は、子どもも喜びそうな、ユニークで遊び心満載のインテリアライトをご紹介していきます。
筆者もそうなのですが、小さな子どもがいるからといって、インテリアをいかにも子どもっぽくしてしまうのは何となく違うと感じませんか?
そこで、ここでは大人が見てもおしゃれで、なおかつインテリアのアクセントとしても機能するものをセレクトしました。
Memory Ceiling(メモリーシーリング)

出典:GENERATE
子どものころを懐かしく思い起こさせる『BROKIS(ブロッキス)』のランプシリーズ。カラフルなバルーンが天井に留まり、ポエティックな空間を演出します。
風船部分は、チェコ共和国・ボヘミア地方のガラス職人による手吹きガラス。
ヒモ部分はそのままスイッチとして、デザインと機能を両立させています。
10を超えるカラーバリエーションがあり、サイズはS/M/L。複数づかいなら、さらに楽しい雰囲気が出ておすすめ。お部屋のシンボル的存在になりますよ。
ZzzooLIGHT(ズーライト)
こちらは、ゾウやキリン、ハリネズミ、ペンギンなど、子どもが喜びそうなさまざまな動物をモチーフにしたライトシリーズ。
2017年度の『キッズデザイン賞』を受賞したことでも、注目のプロダクトです(『キッズデザイン賞』についてはこちらの記事をご覧ください)。
素材はポリプロピレンで軽く、子どもがぶつかっても安全。
乳白色のシェードを通して、あたたかみのある優しい光を届けます。
テーブルランプと壁掛けタイプがあり、お部屋に合わせてチョイスできるのもGOOD。
キッズルームのナイトライトには、特におすすめですよ。
パンプシェード
出典:CIBONE
思わず「美味しそう!」と言ってしまいそうな、パンをモチーフにしたインテリアライトをつくっているのは『モリタ製パン所』。
なんとこちらのライト、本物のパンからできている、というから驚きです。
パンの種類は「プチブール」「クッペ」「クロワッサン」の3種類。
パン生地を通したあたたかみのある光が、お部屋に優しく広がります。
本物のパンからできているため、ひとつひとつ大きさや形に個体差があるのも ”世界にひとつ” 、という気がして嬉しくなりますね。
ダイニングやキッズスペースは特におすすめ。お部屋に遊び心のあるアクセントをプラスします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
LEDの普及により表現がどんどん多様化している照明は、今後も注目の的。光を使ったオブジェのようなプロダクトがどんどん生み出されていますので、また機会がありましたら、まとめてご紹介したいと思っています。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
ライタープロフィール

- 大手メーカーカタログやホームページ掲載のインテリアアイテムの販促用コピーライトや、リフォーム事例の紹介を数多く手がけているフリーライター。好きなインテリアのテイストは、北欧系、ヴィンテージミックススタイル。自宅では、小さな子どもがいてもすっきりと片付くインテリアを模索する日々。
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