
みなさんいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
来たる新年は平成30年(2018年)、という節目の年。
2019年には新天皇の即位、2020年には東京オリンピック開催を控え、ますます世の中の動きが活発になりそうな予感がします。
筆者はあまり実感がないのですが(笑)、景気も上向きな様子。
ビッグなイベントに伴って、日本における消費がグッと増えるのでは、と期待されているようです。
特に、新しい元号に変わる2019年のゴールデンウィークは10連休になるかも?というニュースが飛び込み、観光業界が盛り上がりを見せているとか。
ホテルが取りにくくなる、宿泊費が値上がりする、などといったことも十分あり得ますから、旅行をお考えのかたは早めに計画を立てるのがいいかもしれませんね・・!
そこで今回は、前回の【国内編】に続き、「一度は泊まってみたい!珠玉のインテリアやアートを楽しむホテル特集【海外編】」をお届けします。
せっかくの旅行ですもの、気分のアガるおしゃれなインテリアやアートに触れて、感性を刺激するのもいいですよね。
ということで、海外の数多あるホテルの中から、インテリアやアートを楽しめる、おすすめのホテルをいくつかご紹介していきますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
著名なクリエイターが手がけた、アーティスティック・ホテル3選
まずは、著名なクリエイターが手がけたホテルから。
マドリードにミラノ、ロンドン。ホットな街からセレクトした、アーティスティックな3軒をご覧ください!
Barcelo torre de madrid
最初にご紹介するのは、2017年春にオープンしたばかりの、スペイン・マドリードのホテルです。
こちらの『Barcelo torre de madrid(バルチェロ・トーレ・デ・マドリード)』は、トロピカルフルーツから着想を得たというバカラのコレクション「Crystal Candy Set(クリスタル・キャンディ・セット)」や、フリッツ・ハンセンから発表された有機的なフォルムのソファ「FAVN(ファウン)」などで知られるスタークリエイター、ハイメ・アジョンが総合デザインを担当。
ミラーや照明など客室のインテリアはもとより、ハイメが得意とする彫刻フィギュアの数々も見逃せないものとなっています。
カラフルかつアートな空間づくりは、「さすが!」の一言。
そこにいるだけで明るい気分になる。そんな雰囲気のホテルです。
Room Mate Hotel Giulia
こちらはイタリア・ミラノに2016年3月にオープンした、『Room Mate Hotel Giulia(ルーム メイト ホテル ジュリア)』。人気の女性インテリアデザイナー、パトリシア・ウルキオラがプロデュースした、モダンでカジュアルなデザイナーズホテルです。
全85室ある客室では、4つの異なるスタイルが楽しめるといい、ロビーなどのパブリックスペースはミラノの街並みやランドスケープを思わせる空間。
ウルキオラデザインの特徴である華やかで明るい色づかいと、調和の取れたインテリアが心地の良い雰囲気をかもし出しています。
観光に便利なロケーションやリーズナブルな宿泊料金も魅力。
ウルキオラファンのかたのみならず、一度は泊まってみたいと思わせるホテルです。
Ham Yard Hotel
ニューヨークの『Crosby Street Hotel(クロスビー・ストリート・ホテル)』や、ロンドンの『The Soho Hotel(ザ・ソーホー・ホテル)』など、おしゃれホテルを手がけるイギリスのホテルグループといえば・・・。
そう、ティム&キット・ケンプ夫妻率いるファームデールホテルズが、2014年にピカデリーサーカスのすぐそばにオープンさせたのが、こちらの『Ham Yard Hotel(ハム・ヤード・ホテル)』です。
一室ごとに異なるインテリアデザインが特徴で、客室は全91室。
約900坪の敷地には、長期滞在用のアパートメントや飲食店、ライブラリーやスパ施設、シアター、ボーリング場なども。
暮らすように滞在を満喫できる、と地元でも高い人気を誇っているそうですよ。
ファッションのスパイスが効いた、個性派ホテル2選
次にセレクトしたのは、インテリアデザイナーではなく、ファッションデザイナーがプロデュースした2軒のホテル。
ファッションならではのトレンドやスパイスを効かせた、他とはちょっと違うインテリアは、フォトジェニックかつ話題性も十分です。
Hôtel L’Antoine
『Hôtel L’Antoine(ホテル・ラントワーヌ)』は、フランス・パリの人気エリア、バスティーユ地区に位置するデザインホテル。
全館を有名ファッションデザイナー、クリスチャン・ラクロワがプロデュースしたことでも話題となりました。
古くから家具職人の街として栄えたこの地区の歴史が、そのまま同ホテルのコンセプト。
フロアごとに、アトリエ、コンテンポラリー、ダンスホール、といった異なるテーマのデザインがほどこされており、大胆な壁紙や個性的なインテリアが目を引きます。
おしゃれでアートな気分にどっぷりと浸るには、ぴったりのホテルですね。
Hotel Modez
出典:Hotel Modez
オランダを旅するなら、こんなユニークなホテルに泊まってみるのはいかがでしょうか。
新鋭ファッションデザイナーが手がけた、個性的な客室デコレーションが話題を呼んでいるのが、2013年オープンの『Hotel Modez(ホテル・モデズ)』。
壁紙などの内装はもとより、客室に置いてある家具やファブリック、オブジェなど・・ それぞれの世界観が思い切り表現された、作り手の顔が見える客室となっていますよ。
大人女子垂涎!とびきりおしゃれでロマンティックなホテル2選
最後にご紹介するのは、大人女子に特におすすめしたいとびきりおしゃれでロマンティックなホテル。
脳内トリップだけでなく(笑)、ぜひ一度泊まってみたいと思いませんか?
San Giorgio Hotel
こちらは、エーゲ海に浮かぶギリシャきっての人気リゾート、ミコノス島に位置するホテル。
白く輝くミコノスの伝統建築と、ボヘミアンかつシャビーシックな雰囲気のインテリアは、大人女子のハートをがっちりとキャッチすること請け合いです!
ロマンティックな天蓋付きベッドや、海を間近に感じられるテラスのハンモックもリラックスムード満点。
大人のバケーションタイムをおおいに盛り上げてくれる、インテリアのパワーには脱帽ですね。
Bea B&B
出典:Bea B&B
ベルギーの郊外にある『Bea B&B』も、特に女性のかたにおすすめしたい、おしゃれな自然派ホテル。
茅葺き屋根の外観が目を引く建物の中には、ナチュラル、モダン、北欧などのテイストをバランスよく組み合わせた、エレクティックでハイセンスな空間が広がります。
ラスティックな風合いでありながらも上質な家具やファブリックがゆったりと置かれ、さながらインテリアショップのようですが、それもそのはず!
このホテルのオーナーは、インテリアショップの経営者でもあるのだとか。
そのため、ホテル内のインテリアのほとんどは、購入も可能なのだそうですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外のホテルは国内の比ではないほど数が多いため、セレクトにもかなり迷ってしまいました。
この他にも魅力的なホテルはたくさんありますので、またの機会にご紹介したいと思っています。
よろしければ、楽しみにお待ちください。
2018年もどうぞよろしくお願い致します。
ライタープロフィール

- 大手メーカーカタログやホームページ掲載のインテリアアイテムの販促用コピーライトや、リフォーム事例の紹介を数多く手がけているフリーライター。好きなインテリアのテイストは、北欧系、ヴィンテージミックススタイル。自宅では、小さな子どもがいてもすっきりと片付くインテリアを模索する日々。
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