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家具の素材の選び方の豆知識〜より良いものを長く使うために〜

皆さん、家具を買われる時ってだいたい迷われますよね? ほとんどの人が何を買っていいか、迷うと思います。 次から次へと新製品が出てくるというのもありますし、家具の素材選びでどうしたら良いのかわからないという方も多いと思いま …

皆さん、家具を買われる時ってだいたい迷われますよね?

ほとんどの人が何を買っていいか、迷うと思います。

次から次へと新製品が出てくるというのもありますし、家具の素材選びでどうしたら良いのかわからないという方も多いと思います。

今回の記事では、家具の「素材」に着目して、どんな素材を選んだら失敗しないのか?

筆者は現在35歳、インテリアコーディネーターの資格を持ち、18歳から東京都で一人暮らしから始め、現在は大阪の一級建築士事務所で意匠設計にたずさわり、家具の知識・使用経験豊富な方の立場だと思うので、アドバイスしていきたいと思っています。

家具の素材で失敗しないために〜素材の特徴を覚えよう〜

木ブロック

木材や金属、ステンレス、アルミ、鉄、無垢材、MDF、ガラスなどなど、それぞれの特徴を覚えて家具の素材選びで失敗したとならないように、どのように家具を使いたいのかをまず決めて、それから素材選びをするようにしましょう。

家具選びの際に、特に注意しなければいけないポイントに、下記のようなものがあります。

化粧板は剥がれる

木材

木材で、例えば、よくホームセンターに売っている三段ボックス(一般に言われる「カラーボックス」)などありますよね?
あれらの多くは、木くずを粉々にして特殊接着剤などで固めて成形して仕上げたMDF(中密度繊維板、medium density fiberboard、ミディアムデンシティファイバーボード)を中にして、薄い化粧板で挟んだだけのものでできています。

ですので、圧力に弱く、重いものを乗せれば凹みますし、間違って靴などで蹴ってしまっても壊れるほどのもろいものです。
見た目は木材で、一見、一枚板(無垢材)でできているように見えるかもしれませんが、実は一旦粉々にした木をくっつけてできているだけのものです。

ですので、圧力だけではなく、引っ張り力にも弱く、大人でしたらある程度力を加えれば破壊することができてしまいます。
化粧板の厚さも製品により様々ですが、3段ボックス程度の安価なものでしたら、3mm程度のものが使われているのが普通かと思います。

3mmの木材を変形させてしまうのは容易なのは、誰もが想像つきますよね。
ですので、3段ボックスなどの化粧板が使われているものを購入するときには、「長持ちしない」のを前提に買いましょう。

MDFは水分を含むと膨張する

また、3段ボックス(カラーボックス)の話なのですが、中にはMDFが使われていると先ほど述べました。
MDF (中密度繊維板、medium density fiberboard、ミディアムデンシティファイバーボード)ですが、これは水を含むと膨張してしまいます。
先ほど述べたように、一旦、木材を粉々にして接着剤で固めたものですので、木くず・木粉の1つ1つが棉のように水分を吸収してしまい、膨張するのです。
ですので、例えばあまり水が染み込まない一枚板の無垢材に比べたら、水の入り込む隙間が多いために、すごく凸凹になってしまいます。
化粧板で挟んでいるとしても、化粧板自身も木材ですので、水分を吸収し、表面がみっともないことになってしまうのです。
ですので、MDFなどの使われている3段ボックスなどは、キッチンや洗面所、お風呂、トイレなどの水気の多いところや、玄関などの濡れた靴や傘などを置くところ、いわゆる水回りは、向いていないのです。
もし、使うとすれば水気の少ない、書庫やデスク周り、クローゼットの中や押入れ、和室や寝室などが良いでしょう。

無垢材にも欠点が!反(そ)れやすいのです。


では、分厚い一枚板の無垢材なら、問題なく、今流行りの無垢材のテーブルなど、すごく良いかと思うのですが、欠点が実はあるのです。
無垢材は、やはり天然の木材を切って乾燥させただけのものですので(場合によっては周りに塗装も施していますが)、長年の使用や気候により、乾燥が続けば、「割れ」が出てきたり、「反り」が出てきます。
ただし、程度は木材によっても違いますし、気候や使用状況によっても違うので、それほどひどい反りになるかどうかはわかりませんが、分厚い無垢材なら全く欠点がないというのは間違いだということを覚えておきましょう。
ですので、テーブルなど、多くのインテリアメーカーも当然のことながら、木材では、いろんな欠点を克服した「集成材」をテーブルなどの木材として使用していることが普通です。
今は、メーカーの技術も発達していて、集成材(積層材)でできたテーブルだけど、周りに突き板(天然木化粧合板)を張っていて、美しく、ほとんど無垢材に見える集成材テーブルもあるので、そのような無垢材に見える集成材テーブルが一番木材テーブルとしては、色々な欠点を克服していて、おすすめかもしれません。

鉄は錆びる〜ステンレスが錆びるわけ〜ステンレスなら18-8ステンレスを選ぼう!


当たり前のようですが、鉄製品を買う場合は、鉄は錆びやすいんだということはしっかり認識して、購入して欲しいと思います。
最近、一部の(?)マニアの中では根強い人気の「アイアン製品」、いわゆる鉄製品ですが、周囲にしっかり塗膜塗装をしていない場合は、当然、水分を含んだ状態で錆びてきます。水に直接つけていなくても、湿気を吸って錆びたりもしますので、アイアン製品が好きな人は、自分で購入してから塗膜防水塗装を塗るか、塗膜防水塗装がされているものを購入するようにしましょう。

鉄の嫌なところは、自信が錆びるだけではなく、周りにも錆つきをつけてしまうことです。
錆びたものはなかなか取れづらいです。

非常に掃除やメンテナンスが困りますので、正直なところ、鉄製品は扱いにくいものです。
若年者の方や工学系に弱い女性には、金属が、鉄なのか、ステンレスなのか、アルミなのかわからない人も多いと思いますが、実際の生活の中で存在する金属は、鉄100%というのはほとんど存在し無く、実はステンレスの中にも鉄は混じっています。

ですので、ステンレスの濡れたハサミをキッチンに置いて置いたら、下のステンレスのキッチン台が錆びた、ということはあると思います。これは、鉄とクロムとニッケルの化合物であるステンレスが錆びたからです。
鉄の含有率の高いものを見分けるコツは、鉄は黒っぽい金属だということです。これは、鉄がすぐに酸素と化合して酸化するために、一般の空気中では、黒っぽい金属になっているのです。
例えば、学校の校庭にある鉄棒を思い出せば、鉄のイメージがわかるでしょう。

では、どうすれば良いのかというと、金属でも錆びにくい金属というのがあって、それは「18ー8ステンレス(じゅうはちはちステンレス)」と言います。これは、鉄にクロムという金属を18%、ニッケルという金属を8%混ぜて作ったステンレスで、最も空気中で安定するといわれています。ですので、少々の水分では錆びません。錆びるとすれば、水分を含んだまま放置した場合ですね。キッチンなども、いつも綺麗にしておけば18ー8ステンレスなら安心できます。一般に、すでに18ー8ステンレスはキッチン用ステンレスとして広く使われていますので、簡単に入手できます。

当然ですが、ガラスは割れます。

当然のことながら、ガラスは割れますよね。ですが、「強化ガラス」というものがあり、通常のガラスより割れにくくなっています。
テーブルでガラス製品を選ぶときは、強化ガラスなのかどうかチェックしたいところですね!

陶器は割れる、プラスチックは熱に弱い、紙は水分に弱い、などの素材の欠点を把握した上で買い物を!

色々な素材の基礎知識を述べてきましたが、陶器やプラスチック、紙、布などの特徴を把握した上で、上手な買い物をしましょう。

例えば陶器は割れるので、メラミン樹脂の食器がお子さんには良いのですが、汚れがつきやすいなどの欠点もあります。
ですが、こういったものも、「激落ちくん」(https://www.lecinc.co.jp/gekiochi/)などの「魔法のスポンジ」といわれるメラミンフォームスポンジで汚れも落ちますし、色々な工夫によって上手に生活できそうですね!

メンテナンスの仕方も把握しておけば、素材と向き合って、賢いインテリアライフが送れそうですね!!

ライタープロフィール

MARIKO OKUMURA
MARIKO OKUMURA
グロースハックデザイナーチームINSPI代表—MARIKO OKUMURA(奥村真理子)ー
https://www.inspi.design/
グロースハッカー(企業成長請負人) 、デザイナー、経営コンサルタント等として、マーケティング、ブランディング、デザイン、SEO対策などに強い会社の代表を務めている。詳細は、上記URLを参照いただければ幸いです。

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